統計ダッシュボードの API を調べる(1)

統計ダッシュボードのデータを利用しようと思ったときに、まず必要なのはデータの取得方法を学ぶことです。

これには、統計ダッシュボードの開発者向けサンプルを見るのが手っ取り早いです。
JavaScript によるチャート描画のサンプルが記載されており、ここにデータ取得のコードが載っていますね。

とりあえず同じようにリクエストしてみたいので、curl を使いたいのですが、Ubuntu 22.04 LTS のインストール直後にはインストールされていません。以下でインストールします。

sudo apt install curl

サンプルコードから意味がわかりそうなパラメータだけ抜粋し、データ取得コードを以下で実行してみましょう(以下は実際には1行です)。

curl "https://dashboard.e-stat.go.jp/api/1.0/Json/getData?Lang=JP&IndicatorCode=0201010010000020010,0201010010000020030&Time=2017CY00&RegionalRank=3"

ずらずらと JSON が得られるので、j.json にリダイレクト保存することにします。

curl "https://dashboard.e-stat.go.jp/api/1.0/Json/getData?Lang=JP&IndicatorCode=0201010010000020010,0201010010000020030&Time=2017CY00&RegionalRank=3" > j.json

テキストエディタで開いてもちょっと見にくいので、JSON Pretty Print(https://jsonformatter.org/json-pretty-print)にファイルをアップロードして確認したいと思います。

JSON Pretty Print のサイト、左ブロックにあるフォルダアイコンをクリックすると、アップロードできます。右ブロックに整形したデータが確認できます。

このデータは公開データなので問題ありませんが、業務上の社内システム等企業データを扱う場合、こういった行動は厳禁です。今後のために Visual Studio Code をインストールして、確認していくことにします。(次回以降で書きます)